2026.07.19
広島で「おとなびLAB」を開催しました!

2026年7月19日(日)、広島国際会議場フェニックスホールにて、おとなびLABを開催しました!
今回のテーマは「ミッドライフ・クライシスを乗り越えて次に進もう」。
当日は、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生、
フリーキャスターの丸岡いずみさん、タレントのつるの剛士さんをお迎えし、
人生の転機ともいえるミッドライフ・クライシスについて、
講演やトークセッションを通して考える時間となりました。
午前公演・午後公演ともに約1,400名を超える皆さまにご来場いただき、
両公演とも満席となりました!
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
中年の約8割に訪れるミッドライフ・クライシスとは

第1部では、鎌田實先生による講演『人生を軌道修正する最大で最後のチャンス<ミッドライフ・クライシスを乗り越える>』が行われました。
鎌田先生は、ミッドライフ・クライシスは特別な人だけが経験するものではなく、40〜65歳の約8割の人がこの症状を経験すると説明。
その要因として、人生の頂点が見えてくることや空の巣症候群、
オーバーワークなどを挙げられました。
また、健康な身体をつくるための「貯筋」、
人とのつながりや生きがいを持つことの大切さ、
そして人生後半をより豊かに過ごすための考え方について、
ご自身の経験を交えながらお話しくださいました。
特に印象的だったのは、養母から教わったという
「いいことがあったらはんぶんこ。ひとり占めしない。」という言葉。
その教えが、鎌田先生の支援活動や人生観の根底にあることが語られ、
会場では、深くうなずきながら耳を傾ける来場者の姿が多く見られました。
「私だけじゃなかった」と思える時間

第2部では、鎌田先生に加え、丸岡いずみさん、つるの剛士さんをお迎えし、それぞれが経験したミッドライフ・クライシスについて語っていただきました。
丸岡さんは、2011年の東日本大震災をきっかけに心と身体に起きた変化について当時を振り返り、街中の「頑張ろう日本」の横断幕や商品パッケージを見るたびに、
「被災地の人たちが頑張っているのだから、自分が弱音を吐いてはいけない」
と感じていたこと、
そして、お父様から掛けられた「休むことも生きること」
という言葉に救われた経験を紹介。
さらに、その経験を今つらい思いをしている人たちの力になればという思いから、
現在はカウンセラーとして活動をされていることもお話しくださいました。
つるのさんは、眠れない日々が続き、それまで前向きだった自分が落ち込み、自分らしさを見失っていた当時を振り返りながら、ご家族の支えや心理学を学ぶ中でミッドライフ・クライシスとの出会いをきっかけに回復へ向かったエピソードを紹介。
「後ろ向きな自分も、ありのままの自分。」と受け入れられるようになった現在の心境も語ってくださいました。
お二人の率直な実体験に、涙を流しながら耳を傾ける来場者の姿も見られました。
身体を動かし、心をリフレッシュ!

イベント後半では、鎌田先生の指導のもと、
会場全体で「ワイドスクワット」と「ランジ」に挑戦!
ちょっとした動きのように見えても、
汗を流しながら一生懸命身体を動かす来場者の姿が印象的でした。
お悩み相談

続いて行われた「おとなびお悩み相談室」では、
来場者から寄せられたさまざまな悩みに対し、出演者それぞれの経験や専門的な知見を交えながら、温かく寄り添うアドバイスが送られました。
ストレス解消に食べてしまうというお悩みには、ワイドスクワットやランジなど日常生活に取り入れやすい筋トレを提案。
また、人生のワクワクを取り戻したいという相談には、
移動(モビリティ)の大切さや
心理学の「ドゥイング(自ら行動すること)と
ビーイング(ありのままでいること)」という考え方を交えながら、
それぞれの視点でメッセージが届けられました。
ミッドライフ・クライシスは人生の転機
イベントの最後には、出演者の皆さまから来場者へメッセージが贈られました。
丸岡さんは「レジリエンス(回復力)」の大切さを、
つるのさんは、ミッドライフ・クライシスも一つのご縁として捉える視点を語られました。
そして鎌田先生は、ミッドライフ・クライシスについて、
「最後で最大の行動変容を起こすチャンス!」と改めて伝え、
「また3人でお届けできたら嬉しいですね」と笑顔で締めくくられました。
会場全体が笑顔に包まれる場面もあれば、静かに耳を傾ける場面もあり、多くの方にとって、自分自身と向き合う大切な時間となりました。
帰りには来場者全員に、鎌田先生監修の「じぶん振り返り日記帳」をプレゼント。

人生には、立ち止まる時期があります。
しかし、その時間は決して後退ではなく、新しい自分と出会うための大切な時間です。
今回の「おとなびLAB」が、ご参加いただいた皆さまにとって、
自分自身を少しだけ優しく見つめ直し、
これからの人生を前向きに歩み始めるきっかけとなっていましたら幸いです。
改めまして、ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!